tel.012-345-6789

矯正歯科

矯正歯科について

矯正歯科

矯正歯科とは

矯正治療とは、歯並びや噛み合わせを整え、見た目と機能の両方を改善する治療です。 ただ単に歯をきれいに並べるだけでなく、口元の印象や顔全体のバランスを考えながら整えることが大切です。歯並びが整うことで、笑顔が自然になり、口元の突出感が解消されることもあります。

また、歯の位置が正しくなることで、噛む力のバランスが整い、食事がしやすくなるだけでなく、発音の改善にもつながることがあります。 見た目の変化だけでなく、歯磨きがしやすくなるため、虫歯や歯周病のリスクを減らすこともでき、長く健康な歯を維持しやすくなります。

治療には、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などの方法があり、歯の状態や生活スタイルに合わせて選択します。期間は数ヶ月から数年かかることが一般的ですが、治療が終わる頃には、より自然で美しい口元と健康的な噛み合わせを手に入れることができます。

矯正治療は、単に歯を並べるだけでなく、口元の印象や顔の調和を考えながら、美しさと機能性を両立させる治療です。 笑顔や噛みやすさに違和感を感じている方は、一度相談してみることをおすすめします。

歯並びの乱れによる身体のトラブル

歯並びや噛み合わせの乱れは、見た目だけでなく、全身の健康にも影響を与えます。 噛み合わせが悪いと食べ物をしっかり噛み砕けず、胃や腸に負担をかけることで消化不良を引き起こしやすくなります。

また、噛み合わせのズレが顎関節に負担をかけ、顎関節症の原因となったり、片側だけで噛むクセがつくことで顔の左右バランスが崩れることもあります。さらに、歯のズレが首や肩の筋肉に影響を与え、肩こりや頭痛の原因になることがあり、歯ぎしりや食いしばりによる筋肉の緊張も不調を引き起こす要因となります。

歯並びの乱れは、発音に影響を及ぼしたり、口呼吸を引き起こすことで口腔内が乾燥し、虫歯や歯周病のリスクを高めることもあります。また、噛み合わせのズレは姿勢にも影響を与え、無意識のうちに片側だけで噛むことで全身のバランスが崩れ、腰痛や膝の痛みにつながることもあります。このように、歯並びの問題は全身の健康と深く関係しているため、早めに改善することで噛みやすさや体のバランスが整い、より快適な生活を送ることができます。

矯正歯科のメリット

  1. 口元の印象が整い、
    笑顔に自信が持てる
    歯並びが整うことで、自然で美しい口元になり、見た目の印象が向上する。
  2. 顔全体のバランスが良くなる口元の突出感が改善され、横顔やフェイスラインが整いやすくなる。
  3. 噛み合わせが改善し、
    食事がしやすくなる
    正しく噛めるようになることで、消化の負担が減り、健康的な食生活を送れる。
  4. 発音が改善されることがある歯の隙間や噛み合わせのズレによる発音のクセが解消される可能性がある。
  5. 虫歯や歯周病のリスクが減る歯並びが整うことで歯磨きがしやすくなり、汚れが溜まりにくくなる。
  6. 顎や歯への負担が軽減される正しい噛み合わせになることで、顎関節や特定の歯にかかる負担が分散される。
  7. 将来的に健康な歯を維持しやすくなる噛み合わせが良くなることで、歯のすり減りや歯の喪失リスクを抑えられる。
  8. 長期的な美容と健康の維持につながる見た目の美しさだけでなく、口腔の健康を保つことで老後の歯のトラブルも防ぎやすくなる。

矯正治療は、見た目の美しさだけでなく、噛む機能や健康維持にも大きなメリットがあります。

矯正治療中に気をつけること

虫歯

矯正装置が付いていると歯磨きがしにくく、食べかすやプラークが溜まりやすいため、虫歯のリスクが高くなります。 ワイヤー矯正の場合は、専用の歯ブラシやデンタルフロスを活用し、装置の周りまでしっかり磨くことが大切です。 マウスピース矯正でも、装着前にしっかり歯を磨かないと、マウスピース内に汚れが溜まりやすくなるため、丁寧な歯磨きを心がけましょう。

クリーニング

矯正治療中は、歯ブラシだけでは落としきれない汚れが増えるため、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることが重要です。 専門的なクリーニングで歯石やプラークを除去し、虫歯や歯周病を予防することで、矯正治療をスムーズに進めることができます。通常は1〜3ヶ月ごとのクリーニングがおすすめです。

生活習慣

矯正治療中は、硬いものや粘着性のある食べ物を控えることが大切です。特にワイヤー矯正の場合、装置が外れたりワイヤーが曲がる原因になるため、ガムやキャラメル、硬いせんべいなどは注意が必要です。 また、歯ぎしりや食いしばりのクセがあると、歯に過度な力がかかり、歯の動きを妨げることがあります。ストレス管理や、就寝時のマウスピースの使用なども検討しましょう。

矯正治療をお考えの皆さまへ

矯正治療は、単に歯並びを整えるだけでなく、口元の印象を美しくし、噛みやすさや健康を長く保つための大切な治療です。歯並びや噛み合わせが整うことで、笑顔に自信が持てるようになり、食事や発音がスムーズになるなど、日常生活にも嬉しい変化が生まれます。

当院では、一人ひとりのお悩みやライフスタイルに寄り添い、無理なく続けられる矯正治療をご提案いたします。矯正を始めるタイミングや方法について不安がある方も、まずはお気軽にご相談ください。

美しい歯並びと健康的な噛み合わせは、一生の財産です。 矯正治療を通じて、より自然で快適な口元を手に入れるお手伝いをさせていただきます。あなたにとって最適な治療方法を一緒に考えていきましょう。

矯正歯科メニュー

  • 小児矯正
  • 大人の矯正(ワイヤー矯正の表側)
  • 部分矯正
  • インビザライン

抜歯になるケースと
ならないケースの違い

抜歯矯正は、歯を並べるためのスペースを確保するために小臼歯などを抜いて行う矯正方法です。 歯並びが大きく乱れている場合や、口元の突出感を抑えたい場合に選択されることが多く、歯がきれいに収まり、噛み合わせが整いやすいというメリットがあります。 一方で、健康な歯を抜く必要があるため、慎重な判断が求められます。

非抜歯矯正は、歯を抜かずに歯列を広げたり、歯の側面をわずかに削ることでスペースを確保する矯正方法です。 抜歯をしないため、治療後の歯の本数がそのまま維持できるのがメリットですが、スペースが十分に確保できない場合は歯並びの調整に限界があることもあります。 どちらの方法が適しているかは、歯並びの状態や口元のバランスを見ながら決定するため、しっかりとした診断が必要です。

大人矯正のメリット・デメリット

成人矯正は、見た目と機能を改善し、長期的な健康にもつながる治療ですが、時間やコストなどの負担もあるため、ライフスタイルに合った方法を選ぶことが大切です。

メリット

  1. 口元の印象が整い、笑顔に自信が持てる歯並びが整うことで口元がすっきりし、自然な笑顔になりやすい。
  2. 噛み合わせが改善し、食事がしやすくなる歯が正しく並ぶことで噛む力が均等にかかり、食べ物をしっかり噛めるようになる。
  3. 歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが減る歯が整うことで、汚れがたまりにくくなり、口腔内を健康に保ちやすい。
  4. 将来的な歯の負担が減り、健康維持につながる不適切な噛み合わせによる歯のすり減りやトラブルを防ぎやすい。
  5. 矯正の選択肢が豊富で、ライフスタイルに合わせた治療ができるワイヤー矯正やマウスピース矯正など、仕事や生活に合った方法を選べる。

デメリット

  1. 治療に時間がかかる歯をゆっくり動かすため、1年半~2年以上の治療期間が必要になることがある。
  2. 歯が動く際に痛みや違和感を感じることがある装置の調整後など、一時的に噛みにくさや軽い痛みを感じることがあるが、通常は数日で慣れる。
  3. 費用がかかる保険適用外のため、治療内容によっては高額になることがあるが、分割払いや費用の調整が可能な医院もある。
  4. 装置の見た目や発音への影響がある場合があるワイヤー矯正では装置が目立つことがあり、マウスピース矯正では慣れるまで発音がしにくくなることもある。
  5. 歯の動きには個人差がある骨の状態や歯の動き方によって、予定より治療期間が前後することがある。

利用する矯正装置の種類

ブラケット矯正(ワイヤー矯正)

歯の表面にブラケットを装着し、ワイヤーを通して歯を動かす矯正方法です。こちらは、歯並びを整えるための一般的な矯正治療法で、「ワイヤー矯正」とも呼ばれます。定期的に調整を行うことで、理想的な噛み合わせと美しい歯並びを目指します。

特徴
  • 適応範囲が広く、重度の歯並びの乱れにも対応可能
  • 歯を正確に動かせるため、仕上がりの精度が高い
  • 装置が目立ちやすく、歯磨きがしにくい場合がある
  • 装置による違和感や口内の痛みを感じることがある
ワイヤー矯正

マウスピース矯正
(インビザラインなど)

マウスピースを使って、少しずつ歯を動かす矯正方法です。目立ちにくく、取り外しが可能なため、食事や歯磨きもしやすいのが特徴です。見た目を気にする方や、仕事上ワイヤーが難しい方に人気の治療法です。

特徴
  • 目立ちにくく、取り外しができるため食事や歯磨きがしやすい
  • 痛みや違和感が比較的少なく、金属アレルギーの心配がない
  • 自己管理が必要で、装着時間(1日20時間以上)を守らないと効果が出にくい
  • 重度の噛み合わせのズレや、細かい歯の調整には向かない場合がある
マウスピース矯正
まとめ

ブラケット矯正は、適応範囲が広く確実な歯の移動が可能ですが、装置が目立つことがデメリットです。一方、マウスピース矯正は目立ちにくく快適ですが、適応できる症例に制限があるため、どちらが最適かは歯の状態やライフスタイルによって選ぶことが大切です。

矯正治療の流れ

  1. 初回無料カウンセリング&精密検査まずは歯並びや噛み合わせの悩みを相談し、矯正が必要かどうかを診断します。治療の選択肢や期間、費用について説明を受け、納得した上で治療を進めるか決めます。
    そして、次は精密検査を行います。レントゲン撮影や口の中の写真撮影、歯型の採取を行い、歯や顎の状態を詳しく分析します。 初回無料カウンセリング&精密検査
  2. オーダーメイド治療計画の立案・説明検査結果をもとに、ワイヤー矯正・マウスピース矯正など複数の選択肢から最適な方法を選定。治療期間の目安、費用総額、通院頻度、想定されるメリット・デメリットを丁寧にご説明します。
    疑問や不安を解消し、ご納得いただいてから次のステップへ進みます。 オーダーメイド治療計画の立案・説明
  3. 矯正装置の装着&初期フォロー選択した装置(ワイヤーまたはマウスピース)の正しい装着方法や日常生活での注意点(食事・清掃・痛みへの対処など)をレクチャーし、ご自宅でも安心してケアできるようサポートします。
    特にマウスピース矯正の場合は、20時間以上装着する必要がありますので、注意が必要です。 矯正装置の装着&初期フォロー
  4. 定期調整・経過モニタリング(1〜2ヶ月ごと)歯の動きを確認しながらワイヤーを締め直したり、マウスピースを段階的に交換したりして少しずつ理想の位置へ誘導します。
    毎回の診察では歯ぐき(歯肉)や咬合バランスもチェックし、虫歯歯周病を防ぐためのクリーニングや口腔衛生指導も同時に実施。治療の進捗は写真や3Dデータで共有し、モチベーション維持をお手伝いします。 定期調整・経過モニタリング(1〜2ヶ月ごと)
  5. 装置の取り外し&保定期間(リテーナー)歯並びと噛み合わせが安定したら装置を外し、仕上がりを最終確認します。
    その後、後戻り防止のリテーナーを装着し、決められた時間着用していただきます。保定期間中も数ヶ月〜半年ごとにチェックを行い、きれいな歯並びを末長くキープできるようサポートします。 装置の取り外し&保定期間(リテーナー)

矯正治療は長期間にわたりますが、少しずつ歯並びが変わることで、見た目や噛みやすさの改善を実感できます。無理なく続けられる方法を選び、定期的な通院と適切なケアをしていきましょう。

部分矯正について

部分矯正

部分矯正とは、前歯など気になる部分だけを動かして歯並びを整える矯正治療のことです。全体的な矯正と比べて治療期間が短く、費用も抑えられるため、「前歯の軽いガタつきを整えたい」「噛み合わせは問題ないけれど、見た目だけ改善したい」という方に向いています。

部分矯正の主な特徴として、前歯のねじれやすき間を調整することができ、軽度の歯列不正ならワイヤー矯正やマウスピース矯正で対応可能です。

ただし、奥歯の噛み合わせに大きなズレがある場合や、歯並び全体を整える必要がある場合は、部分矯正では対応できないこともあります部分矯正は、気になる部分だけを短期間で改善できる手軽な矯正方法ですが、適応できる症例には限りがあります。

部分矯正がおすすめな方

  1. 前歯の軽いガタつきやすき間を整えたい歯並び全体ではなく、前歯のねじれやすき間が気になる方に最適。軽度の歯列不正なら、短期間で改善できる。
  2. 噛み合わせに大きな問題がない奥歯の噛み合わせが安定しており、大きなズレがない場合は部分矯正で十分対応可能。
  3. 過去に矯正をしたが後戻りしてしまった矯正治療後に歯が少しずつ動いてしまった場合、全体矯正をするほどではなくても、部分矯正で再調整が可能。
  4. 短期間で歯並びを整えたい結婚式や就職活動など、大切なイベントに向けてできるだけ早く前歯の見た目を改善したい方に向いている。
  5. 費用を抑えながら矯正したい全体矯正に比べて治療範囲が狭いため、費用を抑えて矯正ができる。

部分矯正の装置の種類・特徴

全顎矯正と同一で、ワイヤーとマウスピースになります。

部分矯正で歯列矯正が可能なケース・不可能なケース

部分矯正が可能なケース
  • 軽度の歯列不正

    前歯の軽いガタつきや、歯と歯の間の隙間(空隙歯列)など、比較的軽度な歯並びの乱れに対して部分矯正は効果的です。

  • 過去の矯正治療後の後戻り

    以前に矯正治療を受けたものの、時間の経過とともに歯が少し戻ってしまった場合、部分矯正で再度整えることが可能です。

部分矯正が不可能なケース

  • 重度の歯列不正

    歯の重なりが大きい場合や、歯の位置が大きくずれている場合は、部分矯正では対応が難しく、全体的な矯正治療が必要となることがあります。

  • 骨格的な問題

    顎の骨の位置や形状に起因する不正咬合(例えば、受け口や開咬など)の場合、部分矯正だけでは対応できず、外科的な治療を含む全体的な矯正が必要となることがあります。

  • 噛み合わせの問題

    深い噛み合わせ(過蓋咬合)や、前歯が噛み合わない状態(開咬)など、噛み合わせ全体に問題がある場合、部分矯正では十分な改善が難しいことがあります。

よくある質問

Q. 矯正は何歳まで可能?

骨の代謝は年齢とともにゆるやかになりますが、生涯にわたり歯は動かせますので、矯正治療は何歳でも可能です。大人の場合は歯周病の管理や噛み合わせの微調整が重要で、ミニスクリューなど補助装置を併用すると短期間で安定した移動が可能です。健康な歯ぐきと十分な骨量があれば70代でも治療を受けられます。

Q. 治療期間はどれくらい?

平均は1年半〜3年ですが、抜歯の有無、骨の硬さ、装置の種類で前後します。歯の移動自体は12〜24か月、その後にリテーナーで骨を固める保定期間が6〜18か月程度かかるのが一般的です。インビザラインなどのマウスピース矯正の軽度症例なら12か月以内で終わることもあります。

Q. 矯正中に虫歯になりやすい?

ブラケットやワイヤーの周囲は食べかすが溜まりやすく、磨き残しが続くと虫歯や白濁斑が発生しやすくなります。
歯間ブラシやワンタフトブラシで装置周囲を個別に清掃し、就寝前にフッ素洗口液を併用すればリスクは大きく下げられます。
マウスピース矯正の場合は、食事中マウスピースを外すことができるため、虫歯になる危険性は比較的下がります。ただし、歯と歯の間に隙間が空くため、注意して磨く必要がございます。

Q. 後戻りすることはある?

歯は元の位置に戻ろうとする性質があるため、矯正終了後にリテーナーを指示どおり装着しないと後戻りが生じます。最初の半年は終日、その後は就寝時のみなど段階的に減らし、骨と歯根膜が安定するまで最低1〜2年は継続することが望ましいです。